英会話で無言の時間が長くなってしまって気まずい

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Q. 英語で会話をしていると、無言の時間が長くなってしまい、気まずくなったり、何を話したらいいのか分からなくなってしまいます。上手に会話を進めるコツはありますか?

A. その原因は、単に、英語力、英単語力、英会話レベルの不足だけが 原因とは限りません。大切なのは、言語に関係なく、会話力の有無なのです。

分かりやすいように、日本語の会話に置き換えて考えてみましょう。相手との会話を盛り上げるためには、何と言っても話題作りが大切ですよね。自分の話したいこと、相手について聞きたいこと、最近起こった面白いことなど、話のネタ、引き出しが多い人こそ、その場を盛り上げ、自分自身も会話を楽しむことができます。

英語にしても、日本語にしても、同じ人間同士、言語が異なるだけで、話している内容は大差ありません。母国語でないが故の、何を話したらいいんだろう…という緊張感、文法を間違えてはいけない!なんてプレッシャーはさて置き、まずは自分自身が会話を楽しむことから始めましょう。

パーソナルネタ帳を隠し持つこと

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なんて簡単に言っても、いざ英語でネイティブの人と会話!となった時、ぱっとネタが思いつかない人も多いはずです。そんな、話題作りを苦手とする人は、予めパーソナルネタ帳を作っておくと便利です。

内容は、どんな相手とでも話題にできること、明るい話題、面白い話題であることが大切です。例えば、自分自身についてのネタならば、経歴、趣味、休日の過ごし方、お気に入りのレストラン、最近気になっていること、面白おかしい失敗談…などがおすすめです。これらは、一通り話をした後に、「ちなみにあなたは?」と相手のストーリーを引き出しやすくなるのがポイントです。無言の時間を恐れて一方的に話かけては、相手もうんざりしてしまうでしょう。

日本人が語りがちな「日本ネタ」に注意!

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また、日本人がよく披露しがちな「日本ネタ」は、注意が必要です。よく「日本の伝統文化は…」といった具合で、日本の庭園やお寺、作法、歴史などをネタにしようとする日本人の方を多く見かけますが、これはあまりおすすめしません。なぜならば、会話を続かせるコツは、「会話を楽しむこと!」だからです。もちろん日本が大好きで、日本の文化にとても興味のある方には良いネタですが、日本人ではない人みんなが、日本文化が好きで、興味があると思ったら大間違いです。そんなに日本のことを説明されても、反応に困ってしまうのが正直な感想でしょう。また、深く質問されたり、話を広げていくのが困難なところも、おすすめしない理由の一つです。

パーソナルネタ帳は、あくまで会話のきっかけ作りに過ぎません。気軽に話しやすく、お互いが会話を楽しめるような話題をチョイスしましょう。

質問は、定型文で丸暗記!

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ちょっとした間をつなぐアイテムとしては、相手の発言を引き出す「質問文」がおすすめです。ぱっとネタが思いつかない時、偶然会った知人との何気ない会話にはもってこいですね。内容はいたってシンプル。

How are you?(元気ですか?)
What have you been doing lately?(最近なにしてるの?)
Is your work going well?(仕事は順調ですか?)

といった短文でOKです。丸暗記して、シーンや相手に合わせて使い分けましょう。

ほんのちょっとした下準備で、あなたの会話力が、ぐーんとアップしたのを実感できるはずです!実践していくことで、次第に話題作りにも慣れ、英語に対する警戒心や不安もなくなります。さぁ、今日も素敵な英会話を楽しみましょう。