セルフ会話法で本当に会話力がアップするの?

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Q. 「セルフ会話法」って興味あるけれど、今までやったことがありません。実際にどのようにしたら効果的なトレーニングになりますか?

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A. 「セルフ会話法」は、会話力やスピーキングレベルを向上させるトレーニングです。英語での会話の経験値を上げることで、文の組み立てや発音、言い回しのバリエーションを増やします。初めてセルフ会話法をスタートするあなたのために、具体的なトレーニング例をご紹介します。

日常使いできそうなシチュエーションを想定する

せっかくスピーキングのトレーニングをするなら、実際の英会話生活に活きるものがいいですよね!そこでまずは、日常会話で使いそうなシチュエーションを想定して「セルフ会話法」をスタートしましょう。

A:Hi. How are you?

B:I’m pretty good! Thank you. How about you?

A:I’m good! Thanks.

B:…

A:…

会話のスタートは、よく聞くありきたりな会話ですよね。最初の部分はすらすらと会話ができても、話を広げられない。途中で話すことがなくなってしまう。こんなことってよくありますよね。困った!どうしよう!なんて焦ってしまっては、ますます言葉が出なくなって悪循環になってしまいます。そんな事態を解消してくれるのが「セルフ会話法」なのです。

  • こんなシーンはなんて答えたらいいんだろう?
  • 日常会話の中で答えの仕方に困ってしまったシーンがある。

そんなことを感じたら、そのシチュエーションをそのままトレーニングに取り入れるだけです!先ほどの会話例ならばこんな解決方法があります。

A:Hi. How are you?

B:I’m pretty good!Thank you. How about you?

A:I’m good except my girl friend is awful mad …

B:What happened to you guys !?

A:To tell the truth my girl friend told me that…

How about you? と聞かれた時に、単なる「Good」で返事を終わらせず、自分の近状や話したいことを盛り込んでいくことで、会話を広げることができます。

この例ならば「僕も調子いいよ!彼女がすっごく怒っていることを除けばね…」と返事をしたことによって、相手も「君たちになにがあったの!?」なんて返事をくれます。

もしくは始めに返事をするタイミングで、話を広げたい内容についての質問を盛り込むのもいいかもしれません。例えば…

A:Hi. How are you?

B:I’m pretty good, thanks!How’s your work by the way?

「調子いいよ!ありがとう。そういえば君の仕事の調子はどうなの?」なんて返事をすることで、スムーズに次の会話へ進んでいくことができます。

このように、一つのシチュエーションで何度もセルフ会話法のトレーニングをしていると、自分がいつも同じような単語を使って返事をしていることに気づくはずです。もちろん慣れるまではそのままで構いません!しかし、余裕ができてきたら工夫して様々なユニークな答えを見つけましょう。同時に質問の仕方のバリエーションも増やせるといいですね。

「調子はどう?」と聞く場合も、「How are you?」「How’s it going?」「Hey, what’s up?」など、いろいろな表現があります。シーンに合わせて使い分けができるまでになれば、実際の会話中に「なんて答えていいのかわからない!」なんて焦る心配もありませんね。